まるで 特大なポスターをずっと佇んで見ているかのように ぼーっとしてしまう

“強くなりたかった“ と、懇願した先に 彼は立っていて

私は同じように強くなれたかなって 自分がちっぽけに見えてしまいそうになるけど

形っていうのを そんな風に囲んで こそこそとたまに

どんな感じなんだろうって 微かに言われたりするのだけれど

時間が進んでいるのは どうやら私のようで 加速はどんどんしていく

 

もう本当に 思い出すことも無くなる

 

 

振られた事が凄くショックだった 中学から高校の2年間は 2人の駆け落ちの合図だった

それでも良い それでもいい と思える恋だったと 言えてしまう

 

次なんて考えることもせず 見た目は恋愛に興味なさそうと言われた時

正直ショックで それもあって 彼氏というのを作るのをしなかった私

仲間の中で誰かいい人がいたら良かったけれど

 

私は忘れられない夢を抱えて そうして出会った 今の彼

 

まるで夢に出てきた運命の人みたいな人が 今一緒に居てくれる彼だった。

 

 

その夢の後 昔付き合った彼は 私の目の前に姿を見せた

 

 

一緒に探すからさ と言ってくれるみたいな影で 私の目の前に現れた

 

 

ずっと あの夢に現れる人をどこかで比べて 厳しい生き方をする事に憧れていた

 

 

そうして出会った今の彼

 

 

 

いつか再会するなら 彼と一緒にで向かおう

 

 

いつか再会するなら 元気な姿を見せてで向かおう

 

 

 

 

今の彼は そんな事を知っているのだろうか

 

 

 

探していた私 彼が探していたとかは分からないけれど

 

 

 

 

ただいま。 そう言って喜ぶのはきっと 今の彼なんだろうなって思って。

 

 

 

そして一緒に探してくれた“友“には ありがとう。と、にっこり微笑んで。

 

 

 

 

 

私は歩もう 未来を。