懐かしいと笑えたあの日の恋

 

 

季節外れの、あいみょんマリーゴールドを聞いている。

 

真剣に聞きたいと思って、こんな日に聞いている。

 

”麦わら帽子の君が揺れたマリーゴールドに似てる”

 

叶わない夢は、そっと歌にひそめて、私は今日も笑っている。

 

悲しくも、雨は此処を避けた、それは、あなたの優しさなのかしら。

 

 

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あなたが私を想っていたかは、正直自信無いの。

 

だから怖いし、でも、私がしてきた事を、一つ一つ縫い占めて。

 

今度はあなたが私の盾に、なっているんだから、笑えちゃってね。

 

 

心がやっと(というよりそれは必然の様に)落ち着いてきたから、

 

夜になりける夕方、珈琲を入れようと注いでいた瞬間、掌に火傷を負った私は、

 

もう笑えちゃって、もしかして今の私、壊れているのかな。

 

熱くて、じっとしてられなくて、まるで、忘れないでと云う様に。

 

 

最後のキスも、抱きしめる事も、それは切なさを帯びてしまったけど、。

 

 

涙で貴方を潤えた最後、貴方はひっそり、これで良かったんだって、

 

そう思ってくれた気がするの。

 

 

笑顔の私、怖いな。 

 

 

 

 

本当は、そう、思っていたんでしょう?。

 

 

 

 

 

 

どんどん貴方を思い出せた私が、貴方のほころびなれたと、過信して。

 

 

 

 

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